本当にお金がないのに借りれない時の最終手段10選!ピンチの切り抜け方とNG行為

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本当にお金がない、借りられないと悩む人は多いです。

知恵袋やSNSでも、お金がないから助けてほしいという相談を多数確認できます。

お金がない人でも、手段を知っていればピンチを切り抜けられる可能性も。

今回は、お金を用意する10個の方法を紹介するので、自分ができるものを選んで試してください。

本当にお金がないしどこからも借りれない人でも利用できる方法10選

本当にお金がない人でもできる金銭的な対策は、以下の10種類です。

  • 中小消費者金融
  • クレジットカードのキャッシング枠
  • 質屋から借りる
  • フリマアプリで不用品を売る
  • 契約者貸付制度
  • 定期預金担保貸付
  • 従業員貸付制度
  • 知り合いに頼る
  • 求職者支援制度
  • 生活困窮者自立支援制度

お金を借りる方法を選択すると、最終的には返す必要があります。

質屋は例外で、返済できなくても担保にした物品を売れば返済額の相殺が可能です。

フリマアプリを利用した不用品の売却はお金を稼ぐ方法なので、返済の必要がありません。

普段利用しているサービスや、会社で設けられている制度を利用した方法もあります。

制度の詳細を確認し、自分に合った方法で借りましょう。

対策法によって利用できる人が異なるので、できる方法を選んでください。

お金がない上に借り入れがあるなら、債務整理も含めて方法を検討しましょう。

中小消費者金融なら審査に通過する可能性がある

大手消費者金融の審査に落ちた人でも、以下の中小消費者金融なら借りられる可能性があります。

  • セントラル
  • いつも
  • フタバ
  • ベルーナノーティス
  • フクホー
  • アロー
  • ダイレクトワン
  • ライフティ
  • 中央リテール
  • スカイオフィス
  • AZ
  • スペース
  • エイワ
  • ビアイジ
  • エニー
  • ユニズム

大手消費者金融よりも中小消費者金融の方が審査に通過しやすいのは、独自の審査基準を設けているため。

大手消費者金融はコンピューターで自動審査をしており、申し込んだ人にどのような事情があってもくみ取れません。

中小消費者金融は人の手で審査しているため、お金がない事情を把握した上で相談に乗ってくれます。

申し込みの段階で返済能力があると確認できれば、審査に通過させる可能性も。

大手消費者金融の審査に落ちた人は、中小消費者金融の審査に申し込みましょう。

中小消費者金融の審査に通過すれば、ひとまず今のピンチを乗り切れる可能性があります。

消費者金融での借り入れは長期間続けると利息が膨らみ、返済が大きな負担に。

「困ったら借りる」を頼りすぎると、返済しきれず破産に追い込まれる危険も秘めています。

借り入れでピンチを切り抜けるなら、本当に困っている今だけにしましょう。

長期的にお金が足りなくなる見込みなら、消費者金融で借りているうちに収入を増やすか、支出を抑える方法について検討してください。

クレジットカードを持っているならキャッシング枠で借りられる可能性も

クレジットカードを持っている人は、キャッシング枠が付帯していればすぐに借りられます。

キャッシング枠は、クレジットカードで現金を借りる際の限度額です。

既に付帯している人は審査が終わっているため、新しく申し込む必要がありません。

今から審査を受けても通過する自信がない人でも、借りやすい方法です。

キャッシング枠の限度額は50万円~100万円が目安で、高額の借り入れはできません。

上限金利は年18.0%程度で消費者金融と同程度なので、年14.5%が目安の銀行カードローンと比べると利息が膨らみやすいです。

上限金利 100万円を1年で返すときの利息
18.0% 100,148円
14.5% 80,264円

利息は、返済期間が長くなるほど膨らむので、利息の支払いでさらにお金が減らないよう、なるべく早く返済してください。

質屋で物品を担保にして即日でお金を借りる

担保にできる物品があるなら、質屋からお金を借りられます。

質屋は担保にする物品を査定し、査定額の7~8割を借りられる仕組みです。

例えば、査定額10万円のアクセサリーを担保にすれば、7万円~8万円借りられます。

担保にする物品と借りられる額は、以下を参考にしてください。

物品 借りられる額の目安
時計 7万円程度
ジュエリー 10万円程度
PC・スマートフォン 45,000円程度
カメラ 45,000円程度

質屋では物品を担保にお金を借りるため、借入時の審査が必要ありません。

キャッシングやカードローンの審査に通過できない人は、家に売れそうなブランド品や電化製品がないか確認してみましょう。

融資を受けるので返済の必要があるものの、未返済でも担保の物品を売却すれば返済額を相殺できます。

返済できないときに備え、売っても構わないものを預けるのがベストです。

フリマアプリで不用品を売れば物を処理しながら稼げる

不用品がある人は、以下のようなフリマアプリで売ってお金にしましょう。

  • PayPayフリマ
  • メルカリ
  • ラクマ

リサイクルショップはお店側が値段を付けるため、価値があるものでも安く買い取られる恐れがあります。

フリマアプリなら自分で値段を付けられるので、満足のいく価格で販売可能です。

希少価値が高く、プレミアがついている商品なら購入時よりも高額で売れるケースもあり、家にある掘り出し物でお金を稼げる可能性があります。

お金を稼ぐ方法なので、返済の必要がないのもメリット。

フリマアプリでは、早くても物が売れてから3日を目安に売上金が振り込まれます。

即日でお金を手に入れるのは難しいため、時間がかかってもいいので少しでも不用品を高く売りたいときに利用しましょう。

金銭的に余裕がないと感じ始めたら、早めにいらないものをアプリに出品しておくとスムーズです。

生命保険に入っているなら契約者貸付制度を利用できる可能性がある

生命保険に入っている人は、契約者貸付制度を利用する手もあります。

契約者貸付とは、解約返戻金を担保にし金額の7割前後を限度に融資を受ける仕組みです。

解約返戻金は、生命保険を解約したときに戻ってくるお金。

例えば今までに払った保険金が100万円で、借りられる割合が70%なら、70万円借りられると計算します。

解約返戻金はすべての保険に付帯しているわけではなく、以下の長期的な積立型保険に付帯しています。

  • 終身保険
  • 養老保険
  • 学資保険

解約返戻金の有無はWebサイトのマイページか、毎月の支払明細書に記載されています。

解約返戻金が担保となり審査が不要なので、返済能力に問題がある以下の人でも利用できます。

  • 収入を得ていない
  • 返済を延滞している

契約者貸付は、返済を滞納しなければ保険を解約せずにお金を借りられるため、欠点がありません。

契約者貸付制度を利用する際は、滞納しないよう計画的に返済してください。

定期預金担保貸付でお金を借りるのも手

総合口座を開いている人は、定期預金を担保に融資を受ける定期預金担保貸付で借り入れできます

定期預金担保貸付は、定期預金残高の90%を目安に貸し付けを受ける方法です。
預金残高が100万円なら、90万円までの融資を受けられます。

200万円~300万円が限度なので高額融資はできないものの、預金を担保とするため審査は原則必要ありません。

定期預金担保貸付は、貯金の残高を超える払い戻し請求があったとき、不足分が自動で貸し付けられる自動貸付です。

例えば口座に20万円しかないときに25万円の払い戻しをすると、5万円自動で貸し付けられます。

定期預金担保貸付は審査不要かつ定期預金の解約が不要なので、リスクも少ないです。

ただし貯金残高の不足を防げる一方、借りる意思がないときでも残高以上の金額を引き出せるのが欠点。

自動貸付を受けると、普通預金の残高がマイナス表示になります。

総合口座を開設している人は、意図しない借り入れを避けましょう。

定期貯金担保貸付は、定期預金を解約せず一時的にお金を用意したい人向けの対策法です。

返済しきれないと定期預金したお金も受け取れなくなるので、必要なときに必要な金額だけを借りてください。

働いている人は従業員貸付制度を利用できる可能性がある

働いている会社によっては、従業員貸付制度が利用できます。

従業員貸付制度は福利厚生として導入されている制度で、個人間ではなく勤務先からお金を借りられます。

自分の給料から差し引いて借り入れをするのではなく、会社から融資を受けるので、翌月の給料に影響が出にくいです。

金利は年0.9%程度と低金利で、100万円を1年で返しても4,880円の利息しか発生しません。

限度額は勤めている会社や勤務期間で変わり、10万円~100万円程度が一般的です。

従業員貸付制度の審査では勤続年数と勤務態度が重視され、他社の借り入れはチェックされません。

無断欠勤や遅刻があるといった極端な例でなければ、審査に通過できる可能性は高いです。

カードローンの審査に通りにくい人でも、お金を用意できる可能性があります。

従業員貸付制度を利用するには、原則正社員でなければいけません。

利用用途は以下に限定され、自由度に欠けるのもデメリット。

  • 冠婚葬祭
  • 入院費用
  • 家屋の修繕費 など

生活費やレジャーなど自由にお金を使いたい人は、他の方法で借りましょう。

借入目的に合っていて、お金に困っているなら、従業員貸付制度を活用できます。

手軽にお金を用意したい人は知り合いに頼む

お金の用意に手軽さを求める人は、知り合いに頼りましょう。

人によってはお金をもらえる可能性があり、事情によっては返済の期限もない長期的な借り入れに対応してくれるかもしれません。

例えば「手持ちがなくて飲み会のお金を用意できないので、次に会うときまで立て替えてほしい」といったお願いも知り合いからの借り入れに該当します。

  • 給料が出るまで旅費を立て替えてほしい
  • 本を自家出版したいので印刷代に協力してほしい
  • 生活費に余裕がないので昼食代を貸してほしい
  • 急に体調を崩して入院することになったので、医療費を借りたい

上記のように、仲が良い関係だからこそ話せる事情がある人は、事情を伝えっれば借り入れできる可能性が高くなる可能性も。

知り合いからの借り入れなら原則利息がいらないので、借りた金額をそのまま返済するだけでOK。

利息や手数料なしで借りられて、必要以上の出費を抑えられるので返済の負担も膨らみにくい傾向です。

知り合いから借りる際は返済の意思を示すため、以下を実施してください。

  • 何の目的で借りるかを説明する
  • いつまでに返すかを説明する
  • 自分の大切なものを担保にして預ける(スマホなど)
  • 借用書を作成する

借用書には、お金の貸し借りを証明する効果があるので、友人間や親子間で信頼関係が合っても必ず作成しましょう。

お金が原因で裁判になったとき、借主がお金を借りた証拠になります。

借用書の作成自体が返済の意思を示す行為になるため、可能であれば作りましょう。

人に頼る方法は、中小消費者金融の審査にも通らず、担保もない人に向いています。

働く意思があるなら求職者支援制度を利用しよう

現在は職についていなくても今後働く意思がある人は、求職者支援制度がおすすめです。

求職者支援制度は、生活支援目的で月10万円の給付金を受け取りながら、無料で職業訓練を受けられる制度です。

訓練期間は、2ヶ月~6ヶ月が基本で、以下のコースが用意されています。

コース 科目例
基礎 ・ビジネスパソコン科
・オフィスワーク科
IT ・Webアプリ開発科
・Android/JAVAプログラマ養成科
営業・販売・事務 ・OA経理事務科
・営業販売科
医療事務 ・医療、介護事務科
・調剤事務科
デザイン ・広告・DTPクリエーター科
・Webデザイナー科
その他 ・3次元CAD活用科
・ネイリスト養成科

給付金をもらいつつ職業訓練を受けられるのは、以下の人です。

離職者 ・雇用保険が適用されなかった離職者
・フリーランスや自営業を廃業した人
・雇用保険が期限の関係で受給できなかった人 など
在職者 ・パートで働きながら、正社員への転職や転換を目指す人 など

訓練や給付金の受給について、以下の条件も満たさなければいけません。

訓練を受ける条件 ・ハローワークに求職を申し込んでいる
・雇用保険被保険者や雇用保険受給資格者に該当しない
・労働の意思や能力がある
・支援についてハローワークの承諾を得ている
給付金を受け取る条件 ・本人の収入が月8万円以下
・世帯全体の収入が月30万円以下
・世帯全体の金融資産が300万円以下
・現住所以外に土地や建物を所有していない
・すべての訓練実施日に出席する
・世帯の中に給付金を受給して職業訓練を受けている人がいない
・過去3年以内において、不正行為による給付金の支給を受けていない

給付金を受け取るには、すべての訓練実施日に出席する必要があるので、軽い気持ちでお金を用意したい人には向きません。

現在お金がなく本気で働きたい人は、制度を活用して就職し、継続的にお金を得ましょう。
生活困窮者に該当する人は生活困窮者自立支援制度を利用する

生活困窮者に該当する人は、生活困窮者自立支援制度を利用しましょう。

生活困窮者とは、以下の事情で経済的に困窮しており、最低限度の生活を維持できない可能性がある人です。

  • 就労しているのに収入が著しく低い
  • 心身の状況で働けない
  • 住居がない
  • 地域社会との関係性で困窮に陥っている など

生活困窮者自立支援制度では、以下の支援を行います。

支援内容 詳細
自立相談支援事業 自立に向けた支援プランの作成
住居確保給付金の支給 就職活動などを条件に、一定期間の家賃相当額を支給
就労準備支援事業 すぐに就労するのが困難な人へ、6ヶ月~1年間、プログラムにそった就労への支援や就労機会の提供
家計改善支援事業 状況に応じて以下の実施
・支援計画の作成
・相談支援
・関係機関へのつなぎ
・貸付のあっせん など
就労訓練事業 すぐに一般就労するのが難しい人へ、一般就労に向けた支援を実施
生活困窮世帯の子どもの学習・生活支援事業 子どもと保護者の双方に必要な以下の支援を実施
・子どもの学習支援
・日常的な生活習慣
・居場所づくり
・進学に関する支援
・高校進学者の中退防止に関する支援 など
一時生活支援事業 住居をもたない人へ、宿泊場所や衣食の提供を一定期間行う

生活困窮者自立支援制度でお金を受け取れる制度のは、住居確保給付金。

離職や収入の減少によって、住居を失う可能性のある人が支給を受けられます。

就職活動の実施が条件で、受け取れる金額は家賃相当額です。

生活困窮を解決するのに最適な支援なので、自宅を失いそうな人は利用しましょう。

就職できれば、借りなくてもお金の問題を解決できる可能性があります。

自立相談支援事業や就労準備支援事業も活かして、就職を目指しましょう。

お金がない上に借り入れがある人は債務整理も検討

お金がない上に借り入れがあって返済に追われている人は、以下のいずれかの方法で債務整理を行う手もあります。

  • 過払い金請求
  • 民事再生(個人再生)
  • 自己破産
  • 任意整理

債務整理とは、借入額を減らしたりなしにしたりする方法で、返済の根本的な解決に繋がります。

すでに抱えている借り入れの返済が多額なせいでお金がない、もしくは生活が苦しくて困っている人も少なくありません。

返済が多くて生活がままならないなら、借り入れを解消してからお金がない問題を解決するのがベストです。

一方で、債務整理には以下のようなデメリットもあります。

  • 信用情報機関に記録される
  • お金に困っていることを保証人に知られる可能性がある
  • 弁護士費用や手続きの費用がかかる
  • 一定期間新しくローンやクレジットカードの契約ができなくなる

債務整理をすると、新しい借り入れや契約は5~10年できなくなります。

とはいえ今の生活を立て直すためには必要な判断なので、迷ったら弁護士に相談しましょう。

法テラスを利用すれば、無料相談も受けられます。

必要以上の利息を払っている人は過払い金請求を

必要以上の利息を支払っている人は、過払い金請求をしましょう。

過払い金請求とは、支払いすぎている利息を取り戻す方法です。

融資の際の上限金利は年20.0%ですが、2010年6月以前は一定の条件を満たせば金利の上限が29.2%まで認められていました。

しかし実際には条件を満たしていないのに、高い金利で融資をしていたケースもあり、2010年に対策を実施。

2010年6月以前に借りたお金を返済している人は、必要以上の利息を支払っている可能性があります。

返ってきた利息で今の返済額を減らせるので、今後の負担を抑えられます。

一方で、過払い金請求をした業者からは今後借り入れができないので、今後借り入れの幅は狭まります。

今後利用する予定がなく、払いすぎた利息を返してほしい人におすすめです。

借入額を可能な限り減らしたい人は民事再生(個人再生)

借入額をできるだけ減らしたい人は、民事再生(個人再生)が向いています。

民事再生は、裁判所に再生計画を認可してもらい、返済額を最大10分の1まで減額した上で3~5年の分割払いにする裁判手続きです。

減額率は借入額によって決まり、例えば返済額が500万円ある人なら100万円に減額され、最長5年の分割払いが可能になります。

裁判による手続きで強制力があり、確実に返済額を減らしたい人に向いています。

民事再生をすると官報に名前が載るものの、業者しか見ない情報で大きなデメリットはありません。

ただし返済ができなかった記録が残るため、数年はローンに申し込んでも通過が難しくなります。

新たな借り入れをせず、できる限り借入額を減らしたい人は、個人再生を検討しましょう。

借り入れを整理できて、返済が楽になる可能性もあります。

借り入れ自体をなくしたい人は自己破産する手も

借り入れ自体をなくしたい人は、自己破産も選択肢の1つです。

自己破産は債務者が自主的に破産手続開始の申立てをする行為で、自己破産が認められれば返済義務がなくなります。

自己破産するには、以下のような財産を処分しなければいけません。

  • 土地
  • マイホーム
  • 車貴金属
  • 骨董品
  • 99万円を超える現金
  • 20万円を超える預貯金や有価証券類
  • 生命保険の解約返戻金 など

さらに、自己破産をすると以下のデメリットも発生します。

  • 信用情報に異動情報が登録される
  • 官報に載る
  • 弁護士や司法書士などの一部資格を取得できなくなる
  • 郵便物が破産管財人に転送される
  • 引っ越しや旅行する際は裁判所の許可が必要

返済がなくなるメリットは大きいですが、財産の処分や生活に支障が出るルールも発生するため、安易な実行はおすすめできません。

返済に困っているときの最終手段として実行しましょう。

交渉する形で返済の負担を減らしたい人は任意整理

債務整理の中でも手軽な方法は、弁護士が債務者の代理人になり、債権者と交渉する任意整理です。

交渉次第では、将来的な利息のカットにより返済額を少額に抑えたり、返済期間を延ばしたりできます。

債務者からの取り立てもなくなるので、平穏な生活を取り戻したい人にもおすすめ。

ただし、裁判を通さない交渉なので強制力がなく、確実に状況がよくなるとは限りません。

異動情報が登録され、ローンの審査に通過するのが難しくなります。

今後ローンへ申し込む予定がないなら、任意整理で返済額を減らす交渉を行いましょう。

カードローンでお金を借りられない人の特徴3つ

以下に該当する人は、どれだけお金に困っていてもカードローンでお金を借りられない可能性が高いです。

  • 信用情報に異動情報がある
  • 携帯電話の支払いを滞納している
  • 他社借入額が多すぎる

ローンの審査では信用情報を必ず確認されるため、信用情報に異動情報があると、審査通過は極めて難しいです。

異動情報とは、返済状況に問題があり、返済能力がないと判断される状態を言います。

携帯電話の支払い滞納も、借りられなくなる原因の1つ。

他社借入額も、金額によっては金融庁の決まりで新しく融資できません。

それぞれに対処法があるので、解消してからローンに申し込みましょう。

信用情報に問題があるため審査通過が難しい

信用情報が に異動情報があると、審査通過が極めて難しくなります。

信用情報とは、クレジットカードやローンの契約や申し込み状況を記録した情報です。

信用情報に登録される記録は、以下が挙げられます。

  • クレジットカードの契約や申し込み情報
  • ローンの契約や申し込み情報
  • 携帯の分割払いについての情報 など

信用情報に異動情報として登録される内容は以下の通りです。

  • 各種返済や決済の延滞
  • 体位弁済
  • 強制解約
  • 債務整理 など

上記を行うと信用情報が傷つきます。

移動情報が記録された例

クレジットカードの支払いが高額になってしまい一括で払えず、分割払いを利用しました。しかしそれ以降もクレジットカードの利用を続けたため、毎月の支払いに分割分が上乗せされて、それも支払えず…。
口座にお金がない状態で放置してしまい、2~3ヶ月ほど滞納してしまいました。
最終的にはクレカ会社に勧告されて、親に頼んで支払ってもらったのですが、信用情報はかなり低くなったと思います。

信用情報の傷は、本人の返済能力に問題がある証拠です。

クレジットカードやローンを提供している金融機関は、申し込んだ人の信用情報を必ず確認します。

異動情報がある人は、返済能力の関係で審査に通過しにくいです。

信用情報の傷を解消するには、登録から5年以上が契約し、自然回復する以外に手段がありません。

滞納などのトラブルから5年以上経過し、信用情報が回復してからローンに申し込みましょう。
携帯電話の支払い滞納も信用情報の傷つきに関係する

携帯電話の支払い滞納も信用情報機関に登録されるため、滞納すると信用情報が傷つく原因になります。

通話料金のみならローンの審査に影響せず、通話料に端末の分割料金が含まれるときに記録されます。

毎月の携帯料金は毎月算出されており、分割払いではありません。

それに対して端末代金は、何十万円もするスマホの本体料金を分割払いしている形です。

分割払いの利用には審査があり、「支払い能力がある」と認められなければ分割払いを利用できません。

審査に通過したのに支払いできないと、支払い能力がないと判断されてしまうためです。

2ヶ月以上滞納すると信用情報に記録され、ローンの審査に通過しにくくなります。

長期間支払いを放置していると、回線の利用停止や強制解約に発展する可能性も。

スマホ関係で滞納している代金があれば、速やかに支払いましょう。

今後ローン商品へ申し込む予定の人は、2ヶ月以上の携帯代金滞納は避けてください。

他社借入額が総量規制いっぱいだと借りられない

他社借入額が総量規制いっぱいだと、新しく融資を受けられません。

総量規制とは、年収の3分の1までしか融資を受けられないルールです。

Q2-1. 総量規制とは何ですか? A2-1. 借り過ぎ・貸し過ぎを防ぐために設けられた新しい規制です。 具体的には、貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合は、新たな借入れはできなくなる、という内容です。

引用:貸金業法Q&A - 金融庁

年収300万円の人は、100万円までの借り入れが限度です。

年収300万円を例に、追加融資の可否を見てみましょう。

パターン 他社借入状況 追加融資の可否
A ・A社から50万円借りている
・B社から50万円借りている
・C社から50万円の追加融資を受けたい
A社・B社からの借り入れの時点で総量規制を超える額であり、C社からの追加融資は不可
B ・A社から50万円借りている
・B社から40万円借りている
・C社から20万円の追加融資を受けたい
A社・B社からの借り入れの時点では総量規制内だが、C社の追加融資を受けると総量規制を超えるため、新しく融資は受けられない
C ・A社から20万円借りている
・B社から20万円借りている
・C社から20万円の追加融資を受けたい
A社・B社・C社の借入額や追加融資額を含めて総量規制内なため、C社から追加融資を受けられる

上記ケースでは、すべての借り入れを合計して総量規制の範囲内におさまる、パターンCのみが追加融資を受けられます。

追加融資を受ける前に総量規制を超えている人や、追加融資によって総量規制を超えるパターンでは、融資を受けられません。

新しく融資を受けたい人は、以下の工夫が必要です。

  • 総量規制の範囲を超えないよう、追加融資額を低くする
  • 他社借入額をなるべく減らし、追加融資の余裕を作る

総量規制の範囲内であっても、追加融資によって返済が難しくなると判断されれば、審査に通りません。

審査に通過するには、なるべく他社借入額を減らしてください。

本当にお金がなくてもやってはいけないNG行為

本当にお金がなくて切羽詰まっているとき、最終手段としてもやってはいけない行為は以下の6つです。

  • カードローンで虚偽の申告をする
  • 闇金業者から借り入れする
  • 個人間融資を受ける
  • 給与ファクタリングを利用する
  • クレジットカードを現金化する
  • 闇バイトをする

カードローンで虚偽の申告をするのは違法行為ではないものの、嘘は必ずバレる仕組みで審査通過が難しいです。

とはいえ、運転免許証の偽造をしたり家族になりすまして申し込むなど、計画的だと逮捕される可能性もあります。

クレジットカードの現金化も違法ではありませんが、クレカ会社の規約に引っかかりペナルティを負う可能性が高いです。

他の方法は犯罪に関わるので、お金がなくても絶対にやらないでください。

審査に通りたいからとカードローンで虚偽の申告をする

審査に通りたい理由で、カードローン申込時に虚偽の申告をするのはやめましょう。

カードローンの申し込みでは、以下の行為が虚偽申請に該当します。

  • 他社借入件数や残高を低く申告する
  • 年収を高く申告する
  • 仕事をしていないのに働いていると言う

カードローン側は申込者の信用情報を確認するため、虚偽の申告をしても信用情報と一致しなければバレます。

虚偽の申告をしても、審査に通りません。

ミスにより誤った情報を申告しても、業者は事情をくみ取れないので、意図的に申告したと判断されます。

業者からの信頼が落ち、安心して融資できないと判断され、審査に通過できない可能性も。

カードローンの審査に受かりたい人は、確実な情報を申告しましょう。

違法業者からの借り入れは人生に悪影響が出る

闇金業者からの借り入れは、人生に悪影響が出る可能性もあるので控えてください。

闇金業者とは金融庁に認められていない違法な業者で、審査なしで融資する反面、法外な金利で返済を要求します。

闇金業者にも色々な形態があり、特に有名なのは法外で高額な利息を請求するケース。

10日で1割、10日で5割と返済しきれない利息を請求される可能性があります。

例えば10万円借りたら、10日後に11万円の返済を求められるケースも。

元金を返済しても、膨大に膨らんだ利息を返済できず、返済に悩まされるのは間違いありません。

法に縛られない業者なので、以下の取り立てを行うケースもあり非常に危険です。

  • 脅迫的な言葉で返済を要求する
  • 家族や勤務先に電話を繰り返す
  • 知り合いに返済を迫る
  • ドアに落書きなどの嫌がらせ など

自分だけでなく周りに迷惑が掛かる可能性も高いので、闇金業者は絶対に利用してはいけません。

借入先が闇金か判断できないときは、金融庁の登録貸金業者情報検索サービスを利用して、正規の業者かチェックしましょう。

個人間融資もトラブル発生のリスクがある

個人間融資も、トラブル発生のリスクがあるので利用しないでください。

個人間融資は、SNSやネット掲示板で「お金貸します」と書き込みをし、個人間で金銭の貸し借りをする行為です。

個人間融資の怖いところは、相手が誰なのか分からない点。

個人を装った闇金業者、後出しで高金利を提示する個人など、危ない人とやりとりする可能性も高いです。

伝えた個人情報が犯罪に利用されるケースもあり、トラブルに巻き込まれる可能性も。

自分の身を守るためにも、金銭の貸し借りは信頼できる業者や知り合いだけにしましょう。
給与ファクタリングは法外な金利や手数料が発生する可能性も

給与ファクタリングとは、自分の給与明細を給料日前に買い取ってもらい、給料が支払われる前に現金化する行為です。

給与ファクタリングは闇金業者による現金化のケースが多く、法外な金利や手数料が発生する可能性もあります。

給与ファクタリングは手数料が掛かり、闇金業者が手数料を決めるため利用者に不利な条件も多いです。

給料の5割、給料の数倍といった手数料が掛かる恐れも。

結果的に高額の返済をしなければいけないので、利用しないのがベストです。

クレジットカードの現金化は規約違反なため避ける

クレジットカードの現金化は、カードの規約に引っかかります。

クレジットカードの現金化とは、ショッピング枠を現金に変換して手に入れる行為です。

クレジットカード会社はショッピング枠の現金化を規約で禁止していて、現金化がバレると以下のペナルティが発生するケースも。

  • クレジットカードの利用停止
  • 強制退会
  • 残高の一括請求 など

業者からのペナルティだけでなく、任意整理や自己破産において交渉に応じてもらえない可能性もでてきます。

今後を考え、クレジットカードは現金化しないでください。

闇バイトは犯罪行為に巻き込まれる可能性がある

闇バイトも犯罪行為に巻き込まれる危険性があるのでやめましょう。

「1日5万円」「誰でもできる」など、ネット上では高額の報酬を提示して希望者を集める広告が確認できます。

募集時はバイトの内容を知らされず、採用後に以下の業務をやらされる可能性があります。

  • 強盗
  • 違法薬物の運搬
  • オレオレ詐欺 など

「鞄を受け取るだけでいい」「ここに電話をするだけ」といったシンプルな内容のみを伝えられ、知らないうちに犯罪させられているケースも。

「闇バイト」とは、犯罪行為をすることによって報酬を受け取るアルバイトのことです。
闇バイトは、SNSやブログなどのインターネット上で募集が行われることがあり、「簡単な作業で日当10万円」「1日で5万円稼げる楽なバイト」などの言葉で若者を勧誘しています。
実際に、未成年でも闇バイトをしたことで逮捕される事例も…。

引用:船橋市ホームページ

闇バイトの仕事は基本的に違法で、証拠が残りやすい仕事を任されるので逮捕されるの可能性も高いです。

1度経験すると高額報酬に目がくらんで犯罪組織から抜け出せず、逃げられなくなる可能性もあります。

合法なバイトを選び、少しずつでもいいのでお金を稼ぎましょう。